ホテルマーケティング

凡人のためのホテルコンセプト術

頭では、「コンセプトが大切!コンセプトがないと売れない!」と思っていても、良いコンセプト作るの難しいですよね?

だからって、コンセプトをないがしろにして言い訳がありません。なんて言ったって、ホテル業界はつらつらのレッドオーシャン市場だから。

とはいえ、誰もやったことのない飛び抜けて素晴らしいコンセプトを作ることは、凡人にできるわけがありません。

僕も凡人でセンスがないので良くわかるのですが、世の中にはセンスの塊の天才がいて、めっちゃ秀逸なコンセプト作ってくるんですよね..
あれに憧れてはいけません...
真似しようとしたら、ドツボにハマります。

じゃ、凡人はどうしたらいいんだ!って話をしたいと思います。

コンセプトは、異なる2つのアイデアの掛け算だ

白紙の状態からコンセプトを、うんうん考えてはいけません。人間はまったくのゼロからイチを産み出す力はないからです。突然シャワー浴びてたら、インスピレーションが降りてきた、なんてことは起きないわけです。

ではどうしたら良いかというと、異なる2つのアイデアを掛け合わせることです。

世界的な名著「アイデアのつくり方」にも、こう記載があります。

アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない。

アイデアのつくり方 by ジェームズ・W・ヤング

なので、センスのない凡人である僕らがやることは、既存の要素を集めまくって、掛け合わせまくって、フィットするアイデアを見つけることです。

要はアイデアは思いつくものではなく、見つけるものってことですね!

方法論が見つかれば、あとはやるだけです。

とりあえず、すぐに実践できる簡単な方法としては、

①自分のホテルの特徴をできる限り書き出しましょう。
②次に、ホテルとは関係ない自分の好きなこと、得意なこと、身の回りに起きていること、世界の中で気になっていること、何でも良いので書き出しましょう。

最後に、それらを掛け合わせて良いなと思うコンセプトを打ち立てましょう!

試しに自分の宿でコンセプト作ってみた

とはいえ、そんなすぐに良いアイデア作れないですよね?ということで、参考になるかなと思い自分の宿でも試してみました。

ぼくは金沢市で「SAKON UKON」という町家の1棟貸しの宿を運営しています。1棟貸しの宿が2棟並んでいて、左の町家がSAKON、右の町家がUKONです。

元々1つの大きな町家だったので、建物自体は繋がっていて内部にドアがありSAKONとUKONで行き来ができます。

写真を見て貰えば分かりますが、SAKONの外観は黒っぽい落ち着いた感じ。UKONは白っぽいモダンな感じです。内装も同じように、黒と白で雰囲気がまっったく異なります。

他にもいろいろ特徴があるのですが特異な点としてはこの黒と白である、というのと内部で行き来ができる、ということでしょうか。

で、ここから話は飛びますが、最近スターウォーズを見ています。エピソード4から見始めてやっと6まで来ました。今日はエピソード1を見ます。

スターウォーズを知らない人のために、簡単にストーリーを説明すると、

宇宙を舞台にした「ライトサイド(光)」と「ダークサイド(闇)」の2つの性質を持つ人たちの戦いです。

人間には、光と闇のどちらの性質も兼ね備わっていてバランスを保つべきだ、なんていう哲学思想も映画の背景に描かれています。

で宿に戻ってきて、SAKONとUKONです。
SAKONは黒いからダークサイド、UKONは白いからライトサイド。内部で行き来ができるから、コンセプトはスターウォーズだ!みたいな着眼点です。

このコンセプトが良いか悪いかは置いておいて、こんな感じでコンセプトを作りましょうという例でした。

最高なホテルコンセプトの例

スターウォーズを微妙だとしても、印象に残っているホテルコンセプトを1つ紹介します。

Book and Bedというホテルです。(相部屋のドミトリーばかりなので、ゲストハウスと言った方が良いかもしれませんが)

詳しくは数年前に書いたブログを見て欲しいのですが、この宿のコンセプトは「泊まれる本屋」です。

ゲストハウス経営者から見た「BOOK AND BED TOKYO」の凄さとその理由

カプセルホテルのような宿泊形態 x 本屋というアイデアの掛け合わせですが、もう素晴らしすぎてため息が出ました。

こんなアイデア、自分も思いつきたいな...

最後に

ぜひ、この本を参考にしてください。60分で読めるめっちゃ薄い本ですが、アイデアを作る原理原則が書かれています。

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