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泣きっ面に蜂の韓国を尻目に!2014上半期インバウンド簡単まとめ

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先日、日本政府観光局から2014年上半期(1月〜6月)の訪日外客数(海外から日本に来た外国人の数)の累計が出ました。結果は、なんと

628万人 でした。

前年の上半期の数字が495万だったので、130万人(約26%)も伸びたことになります。

このまま何事もなければ今年も間違いなく1,000万人を突破するし、うまくいけば1,300万人なんて凄い数字出てしまう?という素晴らしい結果でした。
(上半期より、下半期の方が数字が伸びる傾向があります)

細かな数字などは以下のPDFから見ることができますが、何か細かい数字並んでて読むのメンドクサイという方に、以下ポイントだけまとめてみました。
http://www.jnto.go.jp/jpn/news/data_info_listing/pdf/140723_monthly.pdf

韓国の一人負け

全市場で前年の数字を上回っているのに対して、韓国市場だけはマイナス成長です。

要因としては2つあって、1つは日本韓国の政治的な冷え込みで、両国間を行き来する旅行者が激減しています。ちなみに日本から韓国に行く日本人はもっと減っていて、前年の18%減です。韓国の旅行会社とかマジで泣きそうらしいです。

もう一つの要因は4月にあった旅客船沈没事故の影響で、旅行マインドが冷え込んだことです。2011年の東日本大震災後の日本と同じですね。

韓国は2月から5ヶ月連続で前年以下の数字が並んでいます。減少幅は少しずつ回復してはいるものの、観光産業で韓国市場担当している人はやりきれんでしょうね。。

中国の増加率はハンパない!

中国人がものすごく来ています。174,900人です。前年同月比で76%も増えています。

この伸びは今月だけではなく、今年に入ってから1月:115%、2月:70%、3月:80%、4月:90%、5月:103%と絶好調です。

過去に日本のインバウンドを支えるのは韓国と台湾の2強でした。それが、今年に入って中国の伸びが異常なほどで、すっかり3強の一角に入ってしまいました。

東南アジアも凄い!

タイ(64%)、ベトナム(48.5%)、フィリピン(63%)、マレーシア(63%)、インドネシア(15%)のインバウンドも盛り上がってます。()は前年比。

特にタイは分母が大きいだけに、前年比64%の伸びは凄いですね。上半期だけで33万人来ています。これは台湾、韓国、中国、香港、アメリカに次いで6番目に多い数字です。

欧米、オセアニアは?

欧米、オセアニア市場は総じて10〜15%の伸び率です。

これらの市場は政府観光局もアジアほどプロモーションに力を入れていないですし、距離的な問題もあるので、今後も爆発的な伸びは期待できないでしょうね。

終わりに

韓国は残念でしたが、他のアジア市場の力強さが見られた上半期の結果でした。特に中国は間違いなく今後数年以内に訪日数ナンバーワンの国になるでしょうね。

その裏付けに韓国に来ている中国人の数ってご存知ですか?

6月だけで57万にも来てるんです。日本は17万なので3倍以上です。韓国は中国人に対してビザの緩和措置を取っています。また日中ほど、中韓は仲が悪くない(?)のが原因でしょう。

日本も同じようなことをすれば、爆発的に中国人を呼び込むことができますが、どうなんでしょうね。

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