Punk is attitude, Not style.
最近自分の頭の中で、繰り返しこだましている言葉です。
これはイギリスのパンクバンド「The Clash(クラッシュ)」のボーカルであるジョー・ストラマーの名言で、「パンクは姿勢なんだ、スタイルなんかじゃない」とでも訳すのでしょうか。
Traveling is attitude, Not style.
この姿勢は、すごく「旅」にも当てはまると思っています。
恐れ多くも、この名言を「旅」に置き換えてみると、
Traveling is attitude, Not style.
「旅は姿勢なんだ、スタイルなんかじゃない」
超意訳すると、こんな感じでしょうか?!
旅は姿勢だ、生き方だ!
ファッションなんかじゃなく、枠に当てはめたり、誰かのマネをする必要もないんだー
なんでこんなことを書くかというと、最近「旅」という名の幻想が一人歩きして、「旅」が悪い意味でブランド化され、煽られている人が大勢いるなと感じるからです。
自分が少し歳を重ねたからか、しばらく旅から離れて感覚が鈍っているかもしれないと、少し防御線を張った上であえて言うと・・
旅をファッションとはき違えている旅人は、本物の旅人ではないし何よりダサい。
旅なんて特別なことでもないし、オシャレなことでもない。旅に出る理由なんて要らないし、目的意識なんてクソだと思っています。
世界なんて変えなくてもいい。
そもそも世界を変えるってどうやって変えるんだ?
世界一周したからと言って偉くなる訳でもなく、箔がつくわけでもない。キャリア上有利になる訳でもなく、そもそも成功するために旅に出るなんて、なんだかなと。
「旅」が道具みたいに扱われているようで、ぼくは好きではないということが言いたいのです。
人に煽られて旅をしたとしても、不幸になるだけだ。
旅には、それぞれの旅人の、それぞれのカタチがあるはずです。
誰かが勝手に決めた枠組みの中で旅をしても、誰かの旅のスタイルをマネして旅をしても、それは誰かの旅であってアナタの旅ではないのです。
あの有名人が言っていたように旅をすれば何か貴重な体験が得られるとか、「いま旅をするべき●●な理由」や「旅をしたら●●●●するべき」みたいな、
ネットで周るコンテンツに振り回されているようでは、素の自分を異国に放り込むことはできないのではないでしょうか?
終わりに
こちらからは以上です。
【無料メルマガ】読まないと損するホテル経営の裏側 ↓