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トラベラーズノートの事業モデルが、美しくて感嘆の声がでた編

travelers-note02しつこくトラベラーズノートについて、3つめのエントリーです。過去2回はコチラ。

旅人必訪(写真多数)!トラベラーズノートを販売するトラベラーズファクトリーに行ってきた。
肌感覚でコンテキストマーケティングを実感した、トラベラーズファクトリー訪問(嫁ゴメンバージョン)

トラベラーズノートというのは、株式会社みどりが販売する旅人向けの手帳なのですが、ただの手帳の域を出てブランド化し、一つの美しい事業モデルとなって存在しているような気がしています。

そんなに愛される秘密は何なのか、ちょっと考えてみました。

トラベラーズノートを通じての、コミュニティの広がり

トラベラーズノートはただの手帳ですが、このプロダクトを愛する人が多いため、トラベラーズノート周辺で様々なコミュニティが形成されています。

それは、オフラインオンライン問わずなのですが、例えば・・

オフラインでは、

トラベラーズノートと仲間たち in TAIWAN 開催!のような展示即売会だけれども、ファンの人達がその場所で自由にカスタマイズを楽しめるイベントを行ったり、

トラベラーズファクリー キャラバン開催 ! 金沢・奈良・徳島・広島 ~旅するスパイラルリングノートバイキング~という、トラベラーズノートのスタッフが各都市をキャラバンで周り、ファンと交流するイベントを行っています。

オンラインでは、

みんなのストーリーというページでは、ファンの人達のトラベラーズノートに関するエピソードやイラストなどを紹介して、ファン同士が共感できるような場所を作っています。

他ブランドとのコラボレーションによる、ブランド価値最大化

ブランド化されたトラベラーズノートは、他企業とも積極的にコラボレーションを行い、ファン層を拡げています。

最近だと、大阪の家具屋「TRUCK」と行った「TRUCK」の雑貨ブランド 「シロクマ舎」 がファクトリーにやってくる!【12月3日~12月30日】」キャンペーンであったり、

過去には東京の自転車メーカー「Tokyo Bike」と行ったTRAVELER'S BIKE - tokyobike × TRAVELER'S FACTORYがあります。

販売しているプロダクトは異なりますが、ブランドに流れているコンセプトが近い企業であれば、ファンを増やすことができるコラボレーションが成立するんだと思います。

トラベラーズノートのカスタマイズ性の高さ

トラベラーズノートの神髄というか、このプロダクトが他の手帳と一線を画してる根本は、そのカスタマイズ性の高さかなと思います。サイトでもカスタマイズ例をいろいろ取り上げています。

カスタマイズできることで、ファンはそのプロダクトに愛着を感じ、育てていると錯覚し、

カスタマイズできることで、できあがった自分だけの唯一のノートを、ファン同士で見せ合い、その質を競い合い、

カスタマイズできることで、ファンはリフィルを買い足したり、本来であれば手帳という機能に必要のないチャームやシール、連結バンドを買い増すこと。そして、それらの周辺プロダクトの売上によって、全体の収益が底上げされること。

はじめから狙ってやっている訳ではなく、愛着をもってブランドを育てているうちに、自然とこんなモデルができあがったんでしょう。すごいな〜

終わりに

けしてトラベラーズノートのまわしものではありあません。

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