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Airbnbは日本で市民権を得るのか?!2015年個人的に注目すべき旅行業界トレンド

airbnb年明けに書こうと思っていたエントリーなんですが、もう1月も終わりそうです・・

本日は、2015年個人的にとても注目しているAirbnbについて書きたいと思います。
credit: chilipeppered via FindCC

Airbnbは、日本で普及するのか?

Airbnbが2015年の新年用にプロモーションサイトを作成しています。
https://www.airbnb.jp/map

このサイトの情報によれば、東京で新年を迎えたゲストはなんと6,000人に上るようです。

たしか、東京の登録物件数は半年前には約1,000件でした。そこからまた登録数が増えたのでしょうか。1物件数あたり3人が宿泊していると仮定すると、東京の登録物件数は2,000件になります。

東京にある宿泊施設の数がいくつあるか把握していませんが、Airbnbに普通の民家やマンションの空き部屋が2,000件も登録してあり、そこに1日に6,000人が宿泊していると考えると、宿泊業界に与えるインパクトは凄まじいものがあると思います。

まだまだ日本人にとっては認知度が低いAirbnbですが、外国人にとっては宿泊先を探すチャネルの1つになっていることは間違いありません。

Airbnbは、合法化するのか?

そんな普及の兆しが見えるAirbnbですが、じつは法律的にはかなりグレーです。

日本には「旅館業法」という法律があります。

宿泊料を受けて人を宿泊させるには、都道府県の条例で定める衛生基準(換気、採光、照明、防湿、清潔等)に従う必要があり、最終的に保健所から営業許可を得た後でないと人を宿泊させることはできません。

現在国内のあるホテルや旅館、ゲストハウスなどは、この「旅館業法」に準拠した衛生設備を持ち、営業許可を得ています。一方で、Airbnbに登録しているほとんどの物件は、マンションの一室や民家なので当然営業許可は得ていません。

昨年、東京都台東区で無許可で人を宿泊したとしてイギリス人の男性が捕まったようですが、Airbnbを利用して人を集め宿泊させていたようです。

ではなぜ法律的にグレー(ほぼ真っ黒)なのに、登録数が2,000件もあり、ほぼ野放しになっているかというと・・・

こちらの記事の方が詳しいので、興味のある方はどうぞ。
500万円儲ける一般人も出た「自宅民宿」 旅館業界を激怒させる「Airbnb」とは

楽天が出てきたから、Airbnbの道は拓けると考える

そんなグレーなAirbnbですが、近いうちにホワイトになるんじゃないとかと思っています。

というのも、最近かの楽天がAirbnbと同じサービスへの参入を表面しているからです。
楽天、空き家利用の宿泊施設ネット仲介に参入検討=関係筋

日本有数のIT企業である楽天が(しかもCEOの三木谷さんは政府に強いパイプがありそう)、Airbnbと同じサービスへ参入するのであれば、ある程度合法化への道筋は見えているのではないでしょうか。

終わりに

Airbnbは何度か利用したことがあります。

たしかに既存の宿泊業者にとっては許しがたいサービスなのかもしれませんが、とても便利で面白いサービスだと思っています。

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