愛知県豊田市にあるゲストハウス古民家の宿 十明山荘のブログで以下の記事がアップされていて、その最後の方に書いてある長野県中川村にあるゲストハウス情報が非常に気になりました。
長野県のおすすめのゲストハウスです
中川村にはもう一つ『ゲストハウス イマココ』というゲストハウスがあります。
このゲストハウスは、オープンしてからすでに15年も経っているということで、今は田舎にもゲストハウスが増えてきましたが、今から15年前というのは本当に驚きです。
オーナーの今井さんは、半農半Xを随分前から実践しているようで、農業をしながら、アーティスト活動やワークショップをしている、かなりエネルギッシュな人です。
(中略)
『ゲストハウス イマココ』は、ほとんど宣伝をしていないようですが、今では口コミで広がっていて忙しいようです。
他社に依存しない、ゲストハウスイマココのマーケティング凄い
先日こんな記事を書いたのですが、Googleがただの検索サービスを提供する会社ではなくなってきています。
ホテルのマーケティング担当の方、知ってました?!Google検索に「¥●●●で予約」ボタンが・・
これ、やはりアメリカなどでも問題になってきているようで、Wall Street Journalにもこんな記事がありました。
グーグルの自社コンテンツ増加にいら立つ広告主
大事そうなところを抜粋すると、
世界最大の検索エンジンであるグーグルがいかに中核事業を変化させ、検索という基本的概念を変容させているかを浮き彫りにする。
ペイジ氏が最高経営責任者(CEO)を務める現在のグーグルは、ウェブのインデックス(行き先案内)というより、行き先そのものであり、増え続ける同社の独自コンテンツや商取引を提供している。
つまり、かつては単なる百科事典みたいなインデッックスを提供していたGoogleが、その莫大な情報を利用してマネタイズを積極化しているということです。
宿泊事業者に取っては、自社Webサイトのコンテンツを濃密にし、検索で上位表示されるようSEO対策(Google対策)をする一方、じゃらんやBooking.comなどの旅行会社にお部屋を提供することによって稼働率を高めていますが、この戦略はあくまでも他社に依存した戦略です。
他社のプラットフォーム上でいかに競争力を高めたところで、たとえばGoogleがその検索アルゴリズムを変えることによって、上位表示されていたサイトが一気に圏外に飛んだり、一部の劣悪なクレーマーによって、じゃらんの口コミ欄が炎上してしまい取り返しのつかない事態になってしまう場合だってありえます。
先日求人情報サイを運営しているリブセンスが業績を大きく下方修正しましたが、これも原因はWebサイトへの集客をGoogleのSEO対策に集中していたためです。最近変更になったGoogleアルゴリズムの影響で、ペナルティを受けてしまったのです。
そんな他社プラットフォームに大きく依存している宿泊事業者がほとんどの中、宣伝もせず口コミだけで集客できる長野県中川村の謎のゲストハウス「イマココ」はすごいなと思ったわけです。
確かにゲストハウス イマココと検索しても、Webサイトは出てきません。唯一見つかったのは、2010年を最後に更新されていないブログだけ・・
最後に
どうやって予約するんだろうと思ったら、ブログにこうありました。
連絡する場合は、知り合いのつてを辿るか、MAARUゲストハウスのナオコさんに聞いて見て下さい。
うーん、清いですね、、
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