ゲストハウスをつくる

個人事業主 or 法人設立?ゲストハウス開業前に検討するべき3つのポイント

個人事業 or 法人設立?ゲストハウス経営をどうするべきか悩んだ時に、役立つポイント3つこれからゲストハウスを開業する方で、個人事業主としてゲストハウスを経営するか、法人を設立した上でゲストハウスを経営するか悩む方も多いかと思います。

ぼく自身もゲストハウス用物件が見つかった際は、どうしようか考えています。で、どんな場合なら個人事業主がいいのか、それとも法人がいいのか考えてみました。

1、ゲストハウス経営の将来性から検討する。

将来的に多店舗展開するなら法人設立で

1発目が仮に成功した場合、2店舗目3店舗目と店舗数を増やすのであれば法人を設立をした方がよいです。

店舗数が増えていけば当然売上も伸びるので、法人化した方が節税などの点でメリットが多いです。

また新しい店舗開発のために借入を行う場合、1店舗目の経営で法人として運営実績を証明することができれば借入も容易になるのかなと思います。

のんびり田舎で経営するなら個人事業で

一方で新店舗開業など視野に入れず、地道に経営を続けていく意思なのであれば、あえて法人設立する必要もないのかなと思います。

法人設立までにはもろもろの費用が発生しますし、設立後も経理・税務コストが定期的に発生します。また赤字になってたとしても法人住民税として必ず7万円は納めなければなりません。

2、ゲストハウスの売上予測から検討する。

売上1,000万円以上で法人設立で

一般的に年間売上が1,000万円を超えると、法人化した方がメリットが多いと聞きます。売上以外の判断基準として課税所得400万円以上であれば、法人化した方がよいという説もあります。

もちろん法人化した方が節税メリットが多いということです。

売上1,000万円以下なら個人事業で

逆に年間売上が1,000万円に満たないのであれば、個人事業として経営した方が節税メリットがあります。

現在国内で運営しているゲストハウスの多くが100平米未満の小規模ゲストハウスです。調べた訳ではないので詳細は分かりませんが、おそらく皆さん個人事業で運営されているんじゃないでしょうか?

100平米未満の大きさで年間売上が1,000万を越えてくるには稼働が7割以上は必要なはず(本当?)なので、東京や京都以外の小規模ゲストハウスは年間売上1,000万以下なはずです。

3、ゲストハウスの運営体制から検討する。

多人数で経営するなら法人設立で

仮にゲストハウスの経営者が複数人いる場合は、法人で経営した方が良いと思います。(そもそも全員個人事業主で1事業を経営できるのかしら?!)

それは法人化することで役割分担を決めることも大事ですが、利益の分配方法などをあらかじめ出資比率なのでコントロールした方がトラブルを避けられる為です。

また複数人で経営する場合は、代表が1人になるので決定権で揉めることもなくなります。

一人で経営するなら個人事業で

一方で、一人でゲストハウスを経営するのであれば、利益の分配で争うこともないし決定権で揉めることもないので、個人事業で全く問題なさそうです。

終わりに

その他にも社会保険や生命保険など、法人か個人事業主かで検討するべき事項はありますが、ざっとこの3つが大事かなと思いました。

「個人事業主 法人化」で検索すると、様々なサイトで税理士さんが細かく教えてくれるので参考になります。

-ゲストハウスをつくる
-,