ゲストハウスをつくる

「消防用設備検査済証」と「消防法令適合通知書」の違い。旅館業に必要なのは消防法令適合通知書です

「消防用設備検査済証」と「消防法令適合通知書」違い。今週月曜の夕方消防から連絡があり、Good Neighborsさんが出しているのは「消防用設備検査済証」の申請ですが、「消防法令適合通知書」でなくて大丈夫ですか?と言われました。

慌てて保健所に確認すると、旅館業法に必要なのは「消防用設備検査済証」ではなくて、「消防法令適合通知書」とのこと。急いで適合通知書の申請書を出したのは火曜の朝一番でした。

「い、急いでいるんです・・」とお願いすると、昨日消防から無事発行されたと連絡がありました。

photo credit: NYC Feuerwehr via photopin (license)

「消防用設備検査済証」と「消防法令適合通知書」違い

保健所に確認したところ「消防用設備検査済証」でも大丈夫かもしれないと言われたのですが、結局「消防法令適合通知書」が必要とのことでした。

簡易宿泊所の申請件数っておそらく飲食店などと比較して極端に少ないので、担当者もよく分かっていなかったのかもしれません。

おまけに僕自身も当然はじめての簡易宿所の申請だし、設計を担当している設計事務所の担当者もはじめての経験だったので、みんな何か曖昧に進んでいたんだと思います。確認しなかった自分が悪い。反省。

で、消防や保健所に「消防用設備検査済証」と「消防法令適合通知書」の違いを聞きました。ざっくり説明すると読んで字の如しで

「消防用設備検査済証」は建物内の設備(火災報知器)が消防法に則ったきちんとした設備ですよ、ちゃんと消防は検査しましたよという証明書。

「消防法令適合通知書」は、設備だけではなくで避難経路や防災担当者の明示など、事業者全体として消防法令に適合していますよという証明書です。

当然、消防法令適合通知書の方が消防用設備検査済証よりも効力が大きいです。

保健所に提出するのは「消防法令適合通知書」です。
以下からダウンロードできます。
消防法令適合通知書交付申請書

終わりに

「消防法令適合通知書」を持って、保健所に行きました。
担当者に「こ、今週末予約が・・」って言ったら何とか金曜までには営業許可書を出してくれることになりました。

どうでもいいですが、うちの2歳の息子は消防車をちゃんと発音することができず、必ず「ぶししゃ」と言っておりました。どう転んだら「ぶししゃ」になるのか不明なのですが。「しょーぼーしゃ」だよと、ゆっくり促してもなぜか「ぶーしーしゃ」となります。

我が家では、「武士車」と変換しおちょくっていたのですが、先日嫁から連絡があり「しょうぼうしゃ」と綺麗に発音できるようになったとのこと。

以上

-ゲストハウスをつくる