今後ゲストハウスやホテル、旅館にとって動画を利用してのプロモーションは必要不可欠になると思っています。
スマホが普及して、サクッと気軽に動画を見る環境が整いつつありますからね。
そこで、日本の宿泊事業者のカッコよくて、オシャレな動画プロモーションを、それぞれゲストハウス4コ、ホテル3コ、旅館3コ集めてみました。どれも個性的で素敵です。
Youtube画面の右下の設定（車輪マーク）で、画質を1080HDに変更して見ることをオススメします。画質に鮮明さが全然違いますよ。
Photo credit: Alexandru Sutiu via FindCC
ゲストハウス・ホステルの動画プロモーション
Nui. HOSTEL & BAR LOUNGE
東京の蔵前にある人気ホステルNui. HOSTEL & BAR LOUNGEの動画です。
気取らない雰囲気で、スタッフもお客様もみんな笑顔。日常の中にある旅が満載の動画です。
梢乃雪＆ゲストハウスカナメ
長野県小谷村にある古民家ゲストハウス梢乃雪と、長野県大町市にあるゲストハウスカナメの動画です。
こちらの動画は昨年から話題となりつつあるドローン（無人の小型ヘリコプター）を使った空撮を取り入れています。ドローンにカメラを取り付けて上空から遠隔で撮影するようですが、大自然の中にある宿泊施設だからこそ、迫力のある映像となっています。
京都ゲストハウス ホステル ムンド
京都の二条城近くにある京都ゲストハウス ホステル ムンドの動画です。
マネージャーの女性の方が中心の動画で、インタビューもあります。世界中から旅行者が遊びに来てくれてとても楽しいとインタビューで答えていますが、本当にそんな空気感が伝わるような動画です。
東京ゲストハウスtoco.
東京台東区にある東京ゲストハウスtoco.の動画プロモーションです。
ゲストハウスならではの温かい雰囲気が伝わってきます。スタッフや宿泊者それぞれの物語が感じられるような優しい動画ですね。
http://youtu.be/0sz8pb-cXD0
ホテルの動画プロモーション
上高地五千尺ホテル
上高地にある五千尺ホテルのプロモーション動画です。
3分の尺の動画ですが、ホテルの紹介部分は最後の30秒だけ。残りは軽快な音楽とともに、上高地の壮大でワイルドな景観が映し出されます。
星野リゾート トマム
星野リゾートが運営する北海道にあるトマムリゾートの動画です。
空撮がメインの動画で、雄大な斜面を滑り降りるスキーヤーやスノーボーダーを空から撮影した映像がカッコイイです。これもおそらくドローンを使用しての空撮だと思われます。
スターゲイトホテル関西エアポート
関空近くのスターゲイトホテル関西エアポートの動画です。
冒頭部分だけホテルが登場しますが、残りはカップルが大阪の街を観光する映像です。シティホテルの場合、建物内部で見せたい部分は少ないと思うので、自然その街の観光を紹介するような動画になるんでしょうね。
http://youtu.be/EpDpUNw_WLY
旅館の動画プロモーション
星のや軽井沢・京都・竹富島
星野リゾートの最高級ブランド「星のや」の３施設の紹介動画です。
星のやのコンセプトである「現代を休む日」にピッタリな、ゆっくりで落ち着いたカットが続きます。さすがは日本を代表する高級旅館の動画って感じです。
法師温泉
群馬県にある創業140年、国登録有形文化財である法師温泉の動画です。
ここは知る人ぞ知る混浴温泉スポットで、女性にとってはかなり難易度が高い法師乃湯という内湯があります。（じつは昨年、嫁と行きました。）もちろん混浴場面は出てこないですが・・
音のない動画ですが、まるで動画の中から温泉の音やそこに滞在している宿泊客の吐息が聞こえてきそうなほど、雰囲気のある動画です。
旅館大村屋
佐賀県嬉野温泉の川沿いある創業天保元年の老舗旅館大村屋の動画です。
この動画はパリのライフスタイルブランド「Tsé&Tsé associees（ツェツェ・アソシエ）」と大村屋のコラボレーションで、大村屋の一室を「Tsé&Tsé RYOKAN」のショールームとして作り上げるストーリーになっています。
フランスっぽいというか、音楽や色彩が独特で、日本人がつくる動画とは一味違って面白いです。
終わりに
今回このエントリーを書くにあたって、動画をいろいろ探し回ったのですが、正直心からいいなーと思う動画は、ここに掲載したものくらいでした。
動画マーケティングが全盛だと思っていたのですが、ホテルをはじめ宿泊施設はまだまだ本気で取り組んでいないのでしょうか。
最近ではコンデジや低価格の一眼レフカメラでも綺麗な動画が撮影できるようになりましたし、iPhoneでの撮影でもスマホで見るには十分の画質で撮影することができます。またGoProやドローンなど新しいプロダクトがどんどん登場してきています。
動画がますます身近になってくることは間違いないと思いますし、ぼくも動画撮影・編集は勉強したいと思っています。
