ゲストハウスクリエイターズノート

金沢のゲストハウス「Good Neighbors Hostel」オーナーの個人ブログです。現在マネージャー募集中!2軒目の「Blue Hour Kanazawa」も開業しました。

ゲストハウスのインターンシップを通じて得られたこと、また今後どう活かしていくか

   

3月の1ヶ月間、グッドネイバーズでインターンをしてもらった神田くんから、うちで働いた感想を寄稿してもらいました。

うちのゲストハウスでインターンをすると、こんな感じです。
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今回のインターンシップの感想に入る前に、この場をお借りして合同会社グットネイバーズの皆様に感謝申し上げます。

抽象的な表現になってしまいますが、この1ヶ月は本当に貴重な時間であり、卒業後に大学生活を振り返っても最もインパクトのある1ヶ月になるのではないかと思っています。

二十歳の若造に貴重な経験を与えてくださり、本当に感謝しております。

さて、本題のインターンシップの感想に入ります。

私が伝えたいことは主に3つで、
1、なぜ合同会社グットネイバーズでインターンシップをしようと思ったのか
2、インターンシップ中は何をしたのか
3、インターンシップを通じて得られたこと、また今後どう活かしていくか
この3点を軸に進めていきます。

1、なぜ合同会社グットネイバーズでインターンシップをしようと思ったのか

まずはじめに、私自身のことを簡単に紹介させていただきます。

大分県出身で高校卒業までの18年間を大分県で過ごし、大学進学のため広島県へ。

現在は経済学部3回生で主な専攻はファイナンス。大学に入るまではサッカーに情熱を注ぎ、大学に入ってからバックパッカーや新規サークル立ち上げ、ビジコン出場などアクティブに活動をしてきました。

一言で言ってしまえば、行動力がウリな学生です(笑)

簡単に紹介させていただいたように金沢には縁もゆかりもない私が金沢でインターンシップをしようと思った理由は3つあります。

1つ目はバックパッカーとしてお世話になったゲストハウスに対して、今度は自分が運営する側として何か貢献したい、私自身が経験したゲストハウスならでしか味わえない経験を伝えたいと思っていたからです。

2つ目はまちづくり(詳細に言えば、鉄道を通した街づくり、都市計画)と地方活性に興味があり、新幹線開通で湧く金沢という街を自分の目で見て、さらにゲストハウスという観光からの視点から見たまちづくり、地方活性に取り組みたいと思っていたからです。

3つ目は、これが一番大きな要因で決め手になったものですが、純粋に社長である吉岡さんにお会いしたいと思ったからです。事前情報としては、吉岡さんが執筆されているブログを読んでいただけですが、この人に会って話をしたいと思っていました。

2、インターンシップ中は何をしたのか

インターンシップ中は基本的には合同会社グッドネイバーズが運営しているゲストハウス(Good Neighbors Hostel、Blue Hour Kanazawa)の運営業務(清掃、チェックイン対応など)を行なっていました。

また、先ほど触れたように私は経済学部でメインの専攻がファイナンスであるため、会社の経営に関する情報を与えられ会社の経営分析、新規事業計画の立案に携わらせていただきました。

このように会社の経営情報に触れることができるのは他のインターンでは味わえない経験であり、しっかりと信頼関係を築いたのち、インターン生であれ向上心のあるスタッフには裁量権を持って仕事に取り組むことができるという、この会社の素晴らしい点だと感じました。

運営業務に関してですが、1日5時間程度の時間でチェックインのためにベットメイキング及び水回りの清掃を行いました。日によってはチェックイン業務を行い、館内の案内をすることもありました。

また、グットネイバーズでは毎晩21時以降に、ハッピーアワーを開催しており、ゲストに梅酒を振る舞う時間がありました。

そこで日本人、外国人問わず、様々なバックグラウンドを持つゲストと触れ合い、休みの日にはゲストと金沢観光する機会もありました。

3、インターンシップを通じて得られたこと、また今後どう活かしていくか

今回のインターンシップで得られたことは、一言でいうと「自信」であり、まさに私が今回のインターンシップで得たいと思っていたものです。

今回のインターンシップに取り組む前の段階で、今までの経験を振り返ってみて、自分はこういう人間でこんなところに強みを持っているという自己評価があり、同級生などからの客観的評価を知っていましたが、それはあくまでも学生目線での評価であり、社会人目線からの評価は持っていませんでした。

そこで、今回のインターンシップで自分が持っている評価と社会人目線での評価を照らし合わせるという作業を行い、改めて自分の強みを再認識し自信へと変わりました。

こういう作業ができたのも、吉岡社長が通常業務とは別に課題を与えてくださり、2人で会話をする時間を多く作ってくださったおかげだと感じています。

通常のインターンシップでは社長と二人きりで話すなんてことはまず考えられないですし、前述しましたがこの会社のいいところだと思います。

今後に関してですが、この1ヶ月の経験を広島で活かしていくことに尽きます。

具体的には、そろそろ就活を考え始めた中で今私が所属している学生団体、ビジネスサークル、ゼミなどいずれも周りを引っ張っていく立場なので、そこでの取り組みに注力していきます。

そして、来年の夏に就活を終えて希望通りの会社から内定をいただき、成長した姿で吉岡社長をはじめ、お世話になったグットネイバーズの方々、金沢で知り合った方と再会したいです。

最後になりましたが、グットネイバーズで働きたいと考えている方向けにメッセージを残します。

将来、ゲストハウス事業をしたいと考えている方はもちろんですが、私みたいな自分を知りたい、試したいという気持ちを持つ大学生にも是非挑戦してほしいと考えています。

自分次第で任せられる仕事も増えますし、いい環境であることは間違いないです。また、旅が好き、国際交流に関心がある、英語を日常生活でも使ってみたいと考えている学生も挑戦してもらいたいです。

必ずここでの経験から得られるものはあります。

吉岡から神田くんへ

神田くん、1ヶ月間インターンお疲れ様です。

はじめて神田くんにお会いした時のこと、いまでも鮮明に覚えてます。

やべー、こんなハイスペックな若者、うちで掃除させていいのかな。。でした。

ゲストハウスでは様々な仕事がありますが、今回インターンとして参加してくれた神田くんの仕事は主にBlue Hour KanazawaとGood Neighbors Hostelの清掃のみ。

ビジコンにも参加するようなキレッキレの若者を、体を動かすだけ(当然、清掃業務は頭も使いますが)の仕事を与えていいものか、散々悩んだものです。

とはいえ、もう来ちゃった人を送り返すわけにも行かず、とりあえず頑張ってもらうことにしました。

何日か一緒に働く中で、彼が大学でファイナンスを専攻していること、また数字が得意で事業計画を立てることが好きなことを聞き出した僕は、あるアイデアを思いつきました。

「神田くんに、今動き出そうとしているプロジェクトの事業計画を作ってもらおう。」

いくつか抱えている案件の中で、京都にBlur Hour Kyotoをつくるというものがありました。(Blue Hour Kanazawaは開業してまだ半年も経っていませんが、ゲストの反応を見ていると、これだったら他の街に展開しても面白いんじゃないかと思うようになっていました。)

該当する物件の情報もあり、その物件でBlur Hourみたいなゲストハウスをつくったら事業になるか考えてみる?と神田くんに聞いてみると、ぜひやってみたいということだったのでお願いすることになりました。

合同会社グッドネイバーズの決算書やGood Neighbors HostelとBlue Hourのそれぞれの事業計画書および損益計算書を神田くんに全て開示し、待つこと2週間。

出来上がってきた事業計画書は、驚くべき完成度でした。(正直あまり期待はしていませんでしたが、事業計画書の1ページ目に「環境分析」が登場したのにはさすがにビックリしました。)

京都市が公表している既存の宿泊施設の数や今後の訪日外国人数の伸びから京都にどれくらいの宿泊施設が必要かはじき出し、該当物件の近隣の競合施設のことも調べ上げ、何床でこんなマーケティングを行えばこれくらいの黒字になると明確にはじき出した収益計算書を前に、自分が19歳のころ何をしてたか何を考えてたかを重ね合わせ、涙が出そうでした。

神田くんへ、
あのBlue Hour Kyotoプロジェクトは一旦白紙に戻りました。
まだあの物件で、勝負できるという自信が僕には持てなかったので。

とはいえ、神田くんが一生懸命作ってくれた事業計画書は、ぼくのPCの中にこっそり仕舞い込み、次に来るチャンスの為に取っておくね。

というわけで、19歳の聡明な青年と働いた1ヶ月間は僕にとっても、とても刺激的で面白い時間でした。何よりもっと自分を磨き、会社や事業をもっと魅力的に感じてもらえるよう、これからさらに頑張ろうとモチベーション上がったし、自分たちがやっていることが面白く可能性に満ち溢れた事業だということを再確認できました。

1ヶ月間ありがとう。
また会おうね。

そして、いつか一緒に何か仕事ができたらいいね。

金沢のゲストハウス「Good Neighbors Hostel」のオーナー。2軒目の「Blue Hour Kanazawa」開業しました。

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