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天井をあげると排煙に問題。-奈良 開業BLOG第2回目- /2016.10.28問題解決更新済

こんにちは。平山です。

Good Neighbors Hostelの吉岡さんにこちらのBLOGを借りての2回目の投稿。ありがとうございます!

さて、内装をするためにまず解体。

鉄筋コンクリートの建物なので、天井を落としてコンクリートを見せたらかっこいい!

そして開放的で広くなる。ってことで。

天井を解体。

いや~、確かに開放的で広くなった気がします!!

いい感じ!

だが、ここで問題発生!

「建築基準法の排煙に関する問題。」

どんな問題?

簡単にいうと、火事の時に煙を外にだす役割の窓が必要ってことです。

しかも、その窓は天井から80cm以内の部分で開かないと窓として計算されない。

ということは、必然的に天井をあげると、窓として計算される部分が少なくなりますよね。

建築士さんに計算してもらうと、排煙窓が全然足りない~!

当物件はひとつの部屋で、0.15㎡の排煙窓しかなかったので、その50倍までの部屋の広さまでしか対応できない。

0.15(排煙窓)x50=7.5㎡=2.27坪までの部屋までしか対応できないということ、、、かなり小さいので部屋としては難しいですよね。

対処法としては、

再度天井をつけるか、排煙設備をつけるか、窓をもっと開くようにするか。

 

まず、

・再度天井をつける →せっかく解体して、しかもかっこよくなったのに、またつけるなんてありえない!!

・排煙設備をつける →結構値段が高いらしい。ありえない!

・窓をもっと開くようにする →こちらも値段が高くなってしまうが、排煙設備よりは安い。ということは、もうコレしかない!

ってことで、窓を付け替える案を選択。

まぁ、以前から「窓枠も変更すればかっこいいな~」と思っていたので、結果オーライ!

今後もこんなかたちで、思いもよらないコトが起こっていくんでしょうね!

楽しみながらやるしかないですよね!

※2016.10.28 更新↓
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窓枠を変更しようと決めて、どんな窓枠にしようか迷っていましたが建築士さんから朗報!!

「排煙窓がいらないかも!」

そうなんです。

僕の理解によると、旅館業であれば

・部屋の大きさを100平米以下にし、

・壁などを耐火構造(軽天&石膏ボード2枚張り)

・ドアも鉄扉

にすることで、排煙窓の平米数が足らなくても大丈夫だということです。

この辺のことは、いろんな条件が絡んでくるので、市の建築家や建築士さんとよく打ち合わせすることが大切ですね!

いや~、とりあえず排煙問題解決してよかったよかった~!

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まだまだ解体途中ですが、解体ゴミが増えすぎて、2F/3Fから1Fへ下ろす作業を仲間たちに手伝ってもらいました~!

かなり助かりました!お手伝いありがとうございました!!

現在、ビルの用途変更手続き進行中。いろんな方のお手を拝借、お知恵を拝借、そしてこのBLOGの掲載スペースも拝借。

いろいろな方のご協力とても感謝しています。

とにかく、まだまだ頑張ります。

HOSTEL & GALLERY Gisgood 平山

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