こんにちは。平山です。
Good Neighbors Hostelの吉岡さんにこちらのBLOGを借りての2回目の投稿。ありがとうございます!
さて、内装をするためにまず解体。
鉄筋コンクリートの建物なので、天井を落としてコンクリートを見せたらかっこいい!
そして開放的で広くなる。ってことで。
天井を解体。
いや~、確かに開放的で広くなった気がします!!
いい感じ!
だが、ここで問題発生!
「建築基準法の排煙に関する問題。」
どんな問題?
簡単にいうと、火事の時に煙を外にだす役割の窓が必要ってことです。
しかも、その窓は天井から80cm以内の部分で開かないと窓として計算されない。
ということは、必然的に天井をあげると、窓として計算される部分が少なくなりますよね。
建築士さんに計算してもらうと、排煙窓が全然足りない~!
当物件はひとつの部屋で、0.15㎡の排煙窓しかなかったので、その50倍までの部屋の広さまでしか対応できない。
0.15(排煙窓)x50=7.5㎡=2.27坪までの部屋までしか対応できないということ、、、かなり小さいので部屋としては難しいですよね。
対処法としては、
再度天井をつけるか、排煙設備をつけるか、窓をもっと開くようにするか。
まず、
・再度天井をつける →せっかく解体して、しかもかっこよくなったのに、またつけるなんてありえない!!
・排煙設備をつける →結構値段が高いらしい。ありえない!
・窓をもっと開くようにする →こちらも値段が高くなってしまうが、排煙設備よりは安い。ということは、もうコレしかない!
ってことで、窓を付け替える案を選択。
まぁ、以前から「窓枠も変更すればかっこいいな~」と思っていたので、結果オーライ!
今後もこんなかたちで、思いもよらないコトが起こっていくんでしょうね!
楽しみながらやるしかないですよね!
※2016.10.28 更新↓
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窓枠を変更しようと決めて、どんな窓枠にしようか迷っていましたが建築士さんから朗報!!
「排煙窓がいらないかも!」
そうなんです。
僕の理解によると、旅館業であれば
・部屋の大きさを100平米以下にし、
・壁などを耐火構造(軽天&石膏ボード2枚張り)
・ドアも鉄扉
にすることで、排煙窓の平米数が足らなくても大丈夫だということです。
この辺のことは、いろんな条件が絡んでくるので、市の建築家や建築士さんとよく打ち合わせすることが大切ですね!
いや~、とりあえず排煙問題解決してよかったよかった~!
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まだまだ解体途中ですが、解体ゴミが増えすぎて、2F/3Fから1Fへ下ろす作業を仲間たちに手伝ってもらいました~!
かなり助かりました!お手伝いありがとうございました!!
現在、ビルの用途変更手続き進行中。いろんな方のお手を拝借、お知恵を拝借、そしてこのBLOGの掲載スペースも拝借。
いろいろな方のご協力とても感謝しています。
とにかく、まだまだ頑張ります。
HOSTEL & GALLERY Gisgood 平山
しがない服屋がゲストハウス事業に挑戦。
開業までの進捗や困難を掲載していきます。