間違いなくこれからの旅のトレンドになる「暮らすように旅する」。
とりあえずこのキーワードを連呼していれば、時代に乗った感とオシャレ感が2割増すのが不思議です。
「暮らすように旅する」スタイルが新しい旅のスタンダードになる日
バブルがはじけ団体旅行の時代は終わりました。
それとともに個人旅行全盛の時代になったわけですが、旅のスタイルもガイドブック片手に観光名所を巡るスタイルから一つの街にゆっくりと滞在し、まるで「暮らすように旅する」スタイルにシフトしつつあります。
すこしでも地元の人の目線で旅をすることで、その土地の風土や習慣により深く触れられるのが醍醐味でしょう。
そんな「暮らすように旅する」をコンセプトにした神奈川県にある宿泊施設が最近話題になっています。
Nowhere Resortという株式会社STAYCATIONが運営している宿泊施設です。
本日はこのNowhere Resortをご紹介します。
葉山を中心に、別荘を貸し切りスタイルの宿に変身!
Nowhere Resortが運営しているお宿は現在全部で4つ。神奈川県の三浦半島にある「葉山」という地域にあります。
この「葉山」という地域は、都心から近く夏は海水浴も出来ることから箱根や軽井沢と並んで人気の別荘地帯です。
Nowhere but hayama
Nowhere Resort運営の1号店がこちら「Nowhere but hayama」
葉山の一色海岸目の前という抜群のロケーションにある古民家をモダンにリノベーションしたお宿です。
下の記事にもあるように、もともとは使われていない築80年の日本家屋の空き家を利用しています。
【別荘文化が消えてゆく?!】葉山の海辺に建つ築90年の貸別荘で過ごす7日間
広さは165㎡もあり、キッチンにお庭、そしてジャグジーまで付いた豪華な造り。まさに「暮らすように旅する」を体現できるお宿です。
Nowhere but Sajima
Nowhere but Sajimaは、葉山の南、横須賀市にある佐島海(さじま)の近くにあります。
新築の一軒家であるこの建物は、特徴的な三角形の形をしていて広さが170㎡もあります。全てのお部屋から海を眺めることができ、海とともにゆっくり滞在できる宿泊施設です。
アイランドキッチン完備なので、友人や家族で海の幸を堪能したいですね。
Nowhere but Akiya01
Nowhere but Akiya01は、海を見下ろす高台に立つ白亜の建物です。
外観だけではなく室内も白で統一されていて、清潔感溢れる宿泊施設です。天井高6mの吹き抜けや海を望むダイニングキッチンが特徴です。
また30畳もあるルーフバルコニーにがあり、海に沈む暮れなずむ夕日を眺めることができます。
Nowhere but Akiya02
Nowhere but Akiya02は、2014年7月にオープンしたばかりのNowhere Resort4軒目の施設です。
Nowhere but Akiya01と同じく秋谷地域にあり、美しい海だけではなく満点の星空も満喫できる高台に位置しています。
リビングルームの壁一面がガラス窓になっていて、まるでインフィニティプールのように臨場感溢れる眺めを楽しめます。
終わりに
「暮らすように旅する」が旅のスタイルの中心になるには、まだまだ時間が必要です。
人々のマインドは徐々にゆるやかにシフトしていますが、長期休暇を取り難い制度や国内の宿泊コストが高いことなどが原因です。
欧米のように年に1ヶ月以上のバケーションを気軽に取得できる環境になれば、この「暮らすように旅する」スタイルはもっと普及するんですけどね。
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