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ゲストハウスのドミトリー部屋の収益性の高さについて

ドミトリー収益性※写真と本文の内容は全く関係がありません。

ようやくお盆が終わりましたね。
夏の暑さもひと段落し、金沢の街は少しづつ涼しくなっています。

さて、先日発表された7月の訪日外国人数は191万人と月間で過去最高を記録し、最速で1000万人を突破したそうです。中国人の伸びが凄まじいものの、多くの国で過去最高の伸びを記録しています。

金沢に来る外国人も肌感覚ながら本当に増えているなと感じています。
photo credit: Under the Bed 1 via photopin (license)

ゲストハウスのドミトリー部屋の収益性の高さ

ここ最近はさすがに忙しく、毎日ほぼ満室状態が続いております。

うちの宿は、個室3部屋とドミトリー2部屋の計5部屋の構成です。一番高い部屋が3階の洋室で、8月は1泊10,000円です。一番安いお部屋はドミトリー部屋で1泊3,300円です。

一見、ドミトリーの部屋は一人当たりの料金が安いのでなんだか収益性が低そうですが、実は個室と比較して圧倒的に収益性が高く、一番かわいい部屋となっています。

というのも、ドミトリーのお部屋は最大で8名まで宿泊できます。ということは、満床になった場合の一部屋あたりの料金は3,300円x8で26,400円です。

この部屋の広さは20平米ほどですが、この程度の広さでかつ全く豪華でないゲストハウスの1室が26,400円で販売できるというのはいくら駅から近いとはいえ、とても優秀ではないでしょうか?

もともとこの8人ドミトリーの部屋は、2部屋あった和室の壁をぶち壊して大きな1部屋にしたものです。もしそのまま使用していたら、各部屋8,000円ずつくらい2部屋合計で16,000円くらいにしかならなかったと思います。

それが、1部屋にして2段ベッドを置くことで16,000円が26,400円の部屋になりました。

さらに興味深いのは、この8人部屋を一つの個室として8人グループに売るのではなく、1人や2人で旅する個人に売ることで販売機会を広げるというのは、ゲストハウスならではというか奥深いなと感じたわけです。

カプセルホテルの床面積あたりの収益性がホテル産業では抜きん出て高いと聞いたことがありますが、ゲストハウスもこれに負けず劣らず、やりようによってはかなり高収益なモデルになるんじゃないでしょうか。

この辺が、訪日外国人が増えドミトリー需要が増えるにつれ、今まではゲストハウスに見向きもしなかった資本ある企業が、新規にゲストハウス業界に参入する所以でしょう。

終わりに

先日、金沢ではかなり大規模なホステル2軒のオープンが発表されました。リビタという東京の会社ですが、1,000平米と2,800平米だそうで、いったい何床あるんでしょうか。

そのほかにもいくつかオープン予定のものもあるそうで、いろいろ面白いです。

リビタが「シェア型複合ホテル」全国に拡大へ 第1弾は金沢

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