昨日こんな記事を書いたんですが、東京でもラグジュアリーなゲストハウスが開業可能か机上の空論ゲームをしてみました。
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もちろん、資本が潤沢にあれば可能なのであくまでも個人が開業できる範囲で可能かどうかの実証です。
妄想ラグジュアリーゲストハウス物件の概要
ロケーション
東京の渋谷、表参道、目黒や恵比寿などの一等地にある駅近のデザイナーズマンション。
間取りと広さ
とにかく超オシャレなメゾネットタイプのお部屋。コンクリート打ちっ放しな無機質な感じとか、螺旋階段とか。とにかく普通の住居マンションに見えない贅沢な仕様。
間取りは一階部分がキッチンやシャワー、リビングがある共有スペースに。二階部分は二部屋あれば理想で男性用ドミトリーと女性用ドミトリーに。
もちろん用途変更が必要ないよう、100平米未満の物件は必至です。
これは実際にお問い合わせをした物件の間取り。これで85㎡の2LDKです。
飯田橋 Rなお屋根の大空間 301
物件情報はこちら。
家賃
上の物件の家賃は管理費入れて32万円。
いくつか調べましたが、ロケーション良しの100平米近くのデザイナーズ物件だと、大体30万〜40万円くらいですね。
ターゲット
そもそも何でこんなことを考えたのかというと、僕の頭の中で明確なターゲット像がありました。
ターゲット「俺」
昔はバックパッカーで超安宿で相部屋も全然平気だったけれど、今は30代前半になったし狭い部屋の2段ベッドは避けたいと思うようになりました。あと少しは小綺麗なところが希望です。かといって普通の狭いビジネスホテルじゃつまらないし。
料金もよくあるドミトリーのベッドの値段である3,000円みたく安くなくても良いけれど、かといって1万円を越えると高い。なので、6,000-8,000円くらいでしょうか。
このニーズを満たすホテルやゲストハウスってなかなかないんですよね。
売上げ予想
収容人数は8名。一泊8000円。(高いけど、その代わり超良質のベッド(2段ベッドじゃないやつ)を使用。またアメニティも充実させる。)
予想稼働七割だとして、月に約135万の売り上げか・・
どや
メリットとデメリット
メリット
収容人数が少ないため、販売管理コスト少なめ、清掃コスト少なめ、チェックインアウト対応コスト低めと、圧倒的にランニングコスト低い。
加えて、もともと超オシャレ物件なので初期投資に必要なリノベーション費用少なめ。チェックインカウンター設けるくらいかな?!
デメリット
せっかくこだわって建てたデザイナーズマンションを、不特定多数の外国人に使って欲しいと思うオーナーはまずいないでしょう。やはりそのデザインに共感して大事に大事に使用してくれる入居者を探されているはずです。
また、マンションの一室を借りることになる為エントランスは他の居住人と共用することになりますが、高価な物件のため、間違いなくオートロック機能が付いています。
宿泊客全員にオートロックの番号を教えるわけにはいかないので、オートロックなしのデザイナーズマンションを選ばなければならないという問題があります。
結論
可能!(物件があれば)
このアイデアに思い立ったときは、これでトイレの数とか初期費用とか様々な課題が一挙に解決できる画期的なアイデアだと思ったんですが、やっぱりそれを実現できる物件ってほどんどないです。
実際5,6 件ほど物件当たってみましたが、オーナーに断られたり、オートロックがあることで実現不可となったり。上の飯田橋の物件もオーナーがダメと。
もし仮にオモシロイアイデアだね、俺のデザイナーズ物件でやってみるって?!って人がいれば連絡ください・・いないと思いますが。
このモデルでゲストハウスやってる人ってまだ日本にはいないので、オモシロイと思ったんですけどね。
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