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TripBarometer 2014 結果発表

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少し前ですが、TripAdvisorの英語サイトにて、TripBarometer 2014: Global Editionというマーケティング調査の結果が発表されました。

これは世界中の旅行者とホテル事業社に様々な項目のアンケートをとり、最新の旅行トレンドを押さえようという試みです。

この情報が日本語に翻訳されているかは分かりませんが、なかなか興味深いので取り上げてみたいと思います。

渡航先を決める際の決定要因

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1位:76%がまだ行ったことのない国

当たり前かもしれませんが、旅行者は既に訪問した場所よりもまだ訪問していない国を渡航先に決める傾向あります。

2位:飛行機のチケット

LCCの誕生で移動コストがどんどん下がっている中、安く行ける国に行きたいと考えるのは当然ですよね。

3位:オンラインのレビュー

トリップアドバイザーが行ったアンケートだからこのような結果となったかは分かりませんが、なんとレビューを参考に渡航先を決定すると答えた旅行者がなんと多いこと。

経済状況が旅行に与えるインパクト

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経済状況がめまぐるしく変わる昨今、国によっても経済の良い悪いがありますが、その財布事情がそのように旅行者に影響を与えるのでしょうか?

21%の旅行者は、昨年よりも旅行に費やす額を増やすと答えています。

彼らにとっては、経済状況は重要な要素ではなく、40%が次の旅行の為に貯蓄をし、たったの11%しか自国の経済に付いて悲観的ではありません。

彼らが年間に旅行に費やす金額は2013年が$5,955だったのに対し、2014年は$6,136になるだろうと予測しています。

40%のホテル事業者は、経済が旅行者にネガティブなインパクトを与えると信じています。

一方、70%のホテル事業者は2014年に前年よりも利益が見込めると考えており、52%が宿泊料金を上げると答えています。

レビューの重要性について

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このアンケートが、TripAdvisorによって行われたというバイアスがありますが、レビューは旅行先を決める需要な指標と考えられています。

89%の旅行者が、どこに行くか決める際、レビューを参考にしていると答える

レビューを参考にする人のうち、65%がトリップアドバイザーに代表されるオンライン上のレビューを参考にすると答え、48%が友人や家族など周りの人間関係からのレビューを参考にすると答えています。

96%のホテル事業者がレビューは予約を増やす為に重要と答える

ホテル事業者がどのように宿泊者のレビューを集めるかという質問に対しては、1位がトリップアドバイザーなどのレビューサイトを活用すると答え、2位は宿泊者に直接メールを送る、3位は滞在中に書いてもらうという結果になりました。

宿泊先を決定する際の要素

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泊まる側である旅行者が重要だと感じる要素と受け入れる側のホテルが重要だと考えている要素は、結構ずれているんですよね。

料金

宿泊先決定の際、95%の旅行者が料金はとても重要と答える一方で、50%のホテル事業者しか料金が一番重要な要素だと考えていません。

アメニティ

77%の旅行者がアメニティの重要性を上げているのに対し、25%のホテル事業者しかアメニティは重要だと考えていない。

以前の体験

86%の旅行者が以前の宿泊体験を重要視すると答えたのに対して、33%のホテル事業者しかそれを重要と考えていません。

終わりに

もう少し詳しくデータを見たい方は、こちらのソースへどうぞ。
TripBarometer
全世界をまとめたグローバル版以外にも、北米やヨーロッパなどの地域ごとのデータもあります。

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