先日のエントリーにも書きましたが、ゲストハウスを開業する為にまずぼくはこの「ゲストハウスクリエイターズノート」というブログを書き始めました。
ゲストハウスを始める為に、ぼくがまず始めた最初のステップ
ゲストハウスに関することだけを継続的に書いていたんですが、思いのほか反響があり本当に驚いています。そこで本日はブログを書くことによって得たメリットを、5つご紹介したいと思います。
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1、ゲストハウス業界について詳しくなった
当然ですが、このブログのエントリーを書くにあたって結構な時間を費やして下調べしています。
Googleさんを駆使してネット上を検索しまくることもあれば、実際にゲストハウスを泊まり歩くこともあります。
個人が書いているブログなので、大衆メディアと異なり情報の信憑性への信頼は低いかも知れませんが、それでも多くの人に見てもらっている以上、一次情報を拾い客観的で正しい情報を届ける努力をしています。
そのためか最近ではゲストハウスのことについて、めっきり詳しくなりました。
たとえば日本にあるゲストハウスは、100平米未満のゲストハウスがほとんどですが、その理由は「用途変更」にあります。以下のエントリーを書くにあたり初めて「用途変更」なる存在を知りました。
用途変更って?なぜゲストハウス用の物件は、100平米未満がよいのか?
また毎月開業したゲストハウスについてまとめているので、どこにどんなゲストハウスがあるのか頭の中に入るようになりました。
2、自分がどんなゲストハウスを作りたいか鮮明になった
一年前ゲストハウスを始めたいと思った時は、どんなゲストハウスを作りたいか全く明確ではありませんでした。
一応、生粋の旅好きで海外のゲストハウスも何百と経験しているので、ザックリとこんな感じにすれば良いのではないかという妄想はありましたが。
で、国内のゲストハウスのことを調べていくうちに、部屋は何部屋くらい必要で、共有スペースはこんな感じで、家賃がコレくらいなら経営できるなどなど。
装飾的な部分のほかに、どんなゲストハウスを作れば、潰れないゲストハウスになるかも何となく分かってきました。
3、ゲストハウスに関する情報が勝手に集まってきた
これは意外だったのですが、ぼくがブログで情報を発信すればするほど、ぼくが必要とする情報が集まってきました。
それはこのブログを訪問した見ず知らずの他人が懇意で教えてくれることもあれば、たまたま立ち寄った本屋で立ち読みした本の中に必要な情報を発見したりとか。
きっとブログのネタを常に探していたので、情報感度が上がっていたんだと思っています。
中には、不動産所有者がこんな物件あるけどゲストハウス経営しない?なんて勧誘もあったりして。(残念ながらぼくの希望エリアとは異なったのでお断りしましたが)
4、ゲストハウス開業希望者との出会いがあった
何人もの人からメールで相談を受けました。
今度ゲストハウスを開業しようとおもっているのですが、何から始めればいいですか、とか、家賃がコレコレでこの立地で上手くいきますか?とか。
いやいや、聞いてる本人はまだゲストハウス始めてないですから。。
中には、実際にお会いして情報交換した方もいます。ぼくが持っている事業計画を外野から評価してもらう良い機会になりましたし、相手にとっても開業に必要な情報を得られる良い機会だったのではないでしょうか?!
5、新たなニーズを発見した
ぼくの友人が宿泊施設運営のコンサルティングをやっていて、たまたまゲストハウス向きの物件の経営者を探していたので、なんとなくブログに募集記事を書きました。
【募集】マジで、長野県の渋温泉でゲストハウスを経営したい人いますか?
その結果すごい多くのアクセスがあり、Facebookのいいね!が1,100以上つき、twitterでも相当シェアされたみたいです。応募総数は個人・法人から10人以上もありました。
この現象を見て「宿をやりたい人」と「物件を売りたいor貸したい人」のニーズがあるのだと気付きました。ゲストハウス用の物件を探すのって本当に大変ですもんね。
で、まだまだ数は少ないですが、今後はゲストハウスが開業できるような物件をこのブログで紹介していきたいと思っています。ちなみに第二弾も掲載したんですが、すぐ入居者が決まってしまいました・・
おまけ:副収入ができた
この「ゲストハウスクリエイターズノート」のアクセスは、1日あたり300人くらいの訪問があり、月間で3万PV(ページビュー)くらいあります。
昨今のゲストハウス人気(?)のおかげで、順調にアクセスが伸びてきています。
ご存知の方もいると思いますが、このブログには広告が張ってあります。サイドバーやエントリーの最後に出てくるアレです。
これを訪問者がクリックしてくれるとぼくに収益が発生します。ありがとうございます。ブログを書く時間や労力に比して微々たるものですが、それでも少しでも収益になるのは嬉しいもんです。
終わりに
そんな訳で、思いのほかブログを書いていて良かったことがありました。
もし本当にぼくがゲストハウス開業を実現することができるのであれば、開業希望者にとっての第一歩として、ブログを書くことを強烈にオススメしたいです。
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