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ゲストハウス経営者が「寿司屋」を開業する15の理由

ゲストハウス経営者が「寿司屋」を開業する15の理由ご無沙汰しています。

最近は自分自身の投稿はメッキリ減ってしまい、ゲストハウス用物件の紹介ばかりになってしまいました。失礼しました。

実は、金沢市で寿司屋を開業することになりました。
現在、開業に向けてまっしぐらで、順調にいけば4月20日開業予定です。

金沢で4軒の宿泊施設を運営していますが、なぜこのタイミングで寿司屋を開業することになったか、ブログにしたいと思います。勢いで書いたら、15もありました。

追記
開業しました。
おすしと和食 はた中
https://sushihatanaka.com/?lang=ja

1、アマゾンやGoogleに淘汰されない

もう何でもネットで済む時代なりました。
そしてアマゾンやGoogleが、多くの既存サービスを飲み込んでいます。

でも絶対にアマゾンが寿司屋はやらないはずです。
アマゾンに淘汰されないと思うだけで心強いからです。

2、モノではなく体験

最近よく聞く言葉ですが、もう人はモノで感動しなくなってきました。
自分自身も消費はもっぱら体験です。

体験の最高峰は、「食」じゃないでしょうか?

ホテル業界の競争厳しすぎ

話すと長くなりますがw
競争が厳しくなりすぎて、以前のように簡単に利益が出せなくなりました。

ゲストハウスも増えてるし、低価格帯のホテルも増えてます。
オリンピックに向けて今後も続々と宿泊施設は増えるでしょう。

もう規模もブランド力もない施設は、生き残りがほんとに大変です。

ゲストハウスでは世界展開できない

近い将来、海外で仕事がしたいです。
ただ、ゲストハウスなどの宿泊業として海外に出て行く「理由」も「優位性」も見つけられません。

もっと日本人だからこそできる仕事があるんじゃないかと思っての寿司です。

ちょっと飽きた

飽き性の自分が4年間ゲストハウス業のみで頑張ってきましたが、そろそろ限界かもしれませ笑

嘘です。引き続き宿泊業界は面白いのですが、少し外の空気を感じたくなりました。

宿業に不適切な素晴らしい物件と出会った

今回、この物件を紹介された時、町家一棟貸しのような業態を考えました。

でも物件が小さすぎました。しかも1階のみ(約22坪)

でも、諦めるには、いささかもったいないくらい素晴らしい物件でした。
駅近だし、素晴らしい保存状態の金澤町家です。

宿業じゃなく、この物件を活かせる道を考えたら寿司でした。

宿泊客のニーズを知っていた

ゲストハウスのレセプションに立っていると、多くの外国人が「どこで食べたらいい?」「オススメのレストランないですか?」と聞いてきます。

で、何が食べたいですか?と問うと、10-20%が寿司と答えます。
寿司への外国人の強いニーズを肌で感じ取っていました。

飲食店のインバウンド対応が遅れているから

数年前にネットのニュースで、飲食店側が外国人だから入店を断った、なんて話がありました。
実際、金沢でも外国人NGの店が存在します。たしかに居酒屋なのに水でずっと粘られたら店側の気持ちも分からないでもないですが。

それでも、メニューを英語化するとか、
クレジットカード当たり前に使えるようにするとか、
スタッフが英語を話すようにすることで、店と外国人ゲストとのすれ違いは解消するのではないでしょうか。

4年間外国人向けのゲストハウスを経営してきたので、外国人対応にはさすがに自信があります。

寿司は最高のエンタメだと思う

寿司屋のカウンターに座り、板前と話しながら食べる寿司は、最高のエンターテイメントだと思います。

金沢に来る前は知りませんでした、この贅沢を。

日本人でも特別と感じるものが、外国人にとってはどう感じるのか。
絶対日本に来て良かったと思ってもらえるコンテンツになるはずです。

金沢の魚は最高にうまい

北陸は魚は本当にうまいです。
金沢に引っ越してきて、幸福度上がったのは魚のうまさのお陰と言っても過言でないほど。

この特色を活かして、何かしたい。。。
寿司でしょう。

一人で行きたい飲食店がない

金沢が田舎だからですが、一人でふらっと行ける料理が美味しい店が少ないです。
(片町まで行けば別ですが、金沢駅周辺は少ない)

居酒屋はいっぱいあるんですが、カウンターメインで、一人で行っても気疲れしなくて、スモールポーションで食べられるお店。
ないなら、つくろう、おすしやさん。

飲食業界はブラックだから

長時間労働、休みなし、しごき、長期間におよぶ修行。
飲食店にまつわるブラック労働は話題に事欠きません。

じぶんがやっている宿泊事業も生産性が低く、長時間労働の筆頭です。
でも時代は代わりシステムを導入し、どんどん省力化できるようになってきました。

これからは、飲食業も同じ流れを組むんじゃないでしょうか。
その流れに少しでも寄与したいと思いました。

顧客層をガラガラポンしたい

4軒ゲストハウスを経営してますが、基本的に低価格帯のお客様です。
低価格帯ですが、とくにゲストのレベルが低いとは思いません。

ただ、一度異なるレイヤーのターゲットを狙ってみたいと思うようになりました。

旅館運営に生きそうだから

会社の一つの目標として、「旅館経営」があります。
いずれ、温泉が湧き出る山の中で、温泉旅館を経営したいと考えています。

旅館は基本的に食事を出します。
まずはその布石として、飲食店から始めようという魂胆です。

未知の世界だから

このnoteに書いたんですけど、

https://note.mu/rollingstone/n/n713ac7cb9fe3
非合理的な打ち手を打つことで、人生と仕事に拡がりを感じたかったからです。

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あとがき

普通に考えたら、事業がうまく行った経営者がノリで飲食店オープン!みたいな感じかもしれないですが、ノリどころか最初はただの直感でした。

どうせ普通に宿泊事業だけやってても飽きちゃうし、そもそも圧倒的に勝てないので、常に戦場をコロコロと変え、立て続けになんども当てられるような経営者でありたいと思う。

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