Photo by RL Johnson
ゲストハウスを開業して起業する予定でしたが、物件が決まらず泣きそうです。
自分の物件が決まらないのに、他人に物件を紹介したり(おかげさまで7名も応募がありました。)、こんなサイトを運営しているためゲストハウス開業希望の人から何かと相談が来たり・・いやいや僕もゲストハウスまだ開業してないです。
こんにちは、ヨシオカです。
3連休なので、久しぶりに自分のことでも書いてみます。
随分前にゲストハウスを開業しようと思った理由や、物件を決めるまでの経緯、そして会社を退職したことなどを書きました。もし興味があれば、こちらも読んでみてください。
ちくしょう、独立だ。僕がゲストハウス開業を決意して物件を決めるまで
結局その物件でゲストハウスを開業することが出来ず、その後新たな物件が見つかり、そこで今回こそはと今夏いろいろ活動でしていたのですが・・
ゲストハウス物件との出会いは、本当に「タイミング」と「縁」なんだと思う
新たな物件は長野県の北信にあるペンションでした。
学生時代スノーボードが好きだったこともあり、そのペンションで4年間毎冬になると居候として働いていました。いわゆるリゾートバイトです。
その後、そのペンションのオーナーは体調を崩され止むなく廃業されてしまいました。
素晴らしいロケーションで建物自体も山小屋みたいな感じで雰囲気もとても良いので、何とかそのペンションをお借りできないかとオーナーにお願いをしたんですが、答えはNO。
理由はいろいろあって、設備が老朽化していて改修にお金がかかりすぎるとか、オーナー自身はまだそこに住んでいるのでゲストハウスにした場合住む場所を移らなければならないとか、あとはオーナー自身がその街の観光資源についてとても悲観的でゲストハウスを開業することのリスクを考えてくれたりとか。。
僕としては、確かにロケーションは辺鄙な所にあるし街自体も寂れてはいるけれど、景観は素晴らしいし建物が持っているパワーを感じたので、マーケティング次第で何とかなると楽観していました。
その場所でゲストハウスを始めることができず残念でしたが、それ以上にまだまだ利用できる建物が本来の役割を全うせず消えていってしまうことが悲しかったです。
そしてすでに危機的に寂れている街から、また1軒蘇る可能性のあった宿泊施設が消えていくかと思うと、日本の地方の観光に悲観せざるを得ませんでした。。
それにしてもゲストハウス用の物件との出会いは、つくづく「タイミング」と「縁」が必要なんだと思います。
いくら良い物件が存在しても、物件を所有しているオーナーの意向は無視できないものです。今回も、もう少し早いタイミングで相談を持ちかけていれば違った結果になったかもしれません。
また最終的に決断する物件との出会いは「縁」で決まる気がしています。需要と供給が存在するマーケットの外側で、僕はゲストハウス用の物件を探しているのであって、本当に運良くそんな物件が見つかればそれはもう「縁」以外の何ものでもないのでしょう。
ゲストハウス用の物件が決まってから会社は辞めましょう
日本の地方は高齢化や過疎化で問題山積みで寂れていって何とかしなければならないのですが、一方で僕自身の人生も全然物件が決まらなく収入面で見通しが立たなくなってしまったので、これは何とかしなければならなくなりました。
地方の観光を悲観している場合ではなくなってしまい、自分の人生を悲観しなければならなくなりました・・
前職を辞したのが今年の4月なので、かれこれ4ヶ月以上無職の状態を安定的にキープしております。そもそも物件を契約してから辞めるべきだったのですが、少々の早とちりです。
昨今ゲストハウスがブームと聞きます。おそらく多くのサラリーマンの方も脱サラしてゲストハウスを開業だと意気込んでいる方も多いとお思います。
一言。
物件を契約してから会社を辞めましょう。
検討を付けていた物件が実は超欠陥物件で、予想外のコストが必要なことが発覚し泣く泣く諦めなければならないこともあるだろうし(僕の場合)、オーナーの気が変わって口頭ではOKだったけど、いざ契約となると条件が変わってしまう場合だってあると思います。
それだけ予想もつかないことが起こるのが、ゲストハウス用の物件ということが実体験を通して切に感じました。
終わりに
ゲストハウスで起業しようと考えたのは昨年の9月、東京オリンピック開催が決まった日でした。あれから1年経ってしまったんだ。。
これまでは長野県でゲストハウスを始めようと物件を探してきましたが、少し考えを改め東京も視野に入れて今後は動こうと思っています。
がんばりますか。
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