一昨日は長野県須坂市にあるゲストハウス蔵に宿泊しました。古い蔵を利用していて、とてもオシャレな雰囲気のゲストハウスでした。オーナーの山上さん、ありがとうございました。
夜、たまたま居合わせニュージーランドから来た旅行者と山上さん、僕の3人でお話しをしていたところ、ゲストハウス(Guesthouse)とホステル(Hostel)とバックパッカーズ(Backpackers)の違いについての話しになりました。
僕自身、それらの違いについて良く知らなかったので、少し調べてみました。
ゲストハウスやホステル、バックパッカーズに、本質的な違いはない
まずいきなり結論ですが、ゲストハウスやホステル、バックパッカーズに本質的な違いはないです。
基本的にはゲストハウスもホステルもバックパッカーズも、ドミトリーがあり他の旅行者とコミュニケーションが取りやすい共有スペースがある安宿のことを指します。
以下に詳しくまとまっているので引用させていただきます。
1.旅館営業の許可書を取得。2.安心・安全・清潔な宿を運営。3.客室にドミトリーがある又は1名3500円以下で宿泊できる部屋がある。4.談話室等ゲスト同士の交流スペースがある。5.海外のゲストに対応できる。といったところでしょうか。
欧米人にとって「ゲストハウス」は馴染みが薄く、ホステルやバックパッカーズが一般的
じゃ、なんで呼び方がいろいろあるのかというと、国によって呼び方が違うそうです。
昨夜の話だと、ニュージーランド人の彼女にとって、ゲストハウスという言葉は全然聞き慣れない言葉だそうです。本国では一切使用せず、その代わりバックパッカーズという言葉を使用するとのこと。それは隣国オーストラリアでも同じだそうです。
またアメリカ人やヨーロッパ人にとっては、ホステルが一番使われている言葉だそうです。バックパッカーズもそこそこ通じるとのこと。ニュージーランド人の彼女にとってもホステルはバックパッカーズと同義語だと理解できるそうです。
一方ゲストハウスについては、主にアジアを中心に使われている安宿の呼び名です。発祥はおそらくタイを中心とした東南アジアでしょう。
日本でどうしてゲストハウスという言葉が広まったのかは定かでありませんが、初期のゲストハウスを作った人達がアジアを中心に旅行していた旅人だったのでしょうか・・この辺の日本におけるゲストハウス文化の広まりも一度勉強してみたいです。
ゲストハウスの名前は、ホステルやバックパッカーズにした方が良いのか?
それでは欧米人をターゲットにしたいゲストハウスにとって、ゲストハウスと名乗りホステルやバックパッカーズと名乗らないことはデメリットかと言うと、全然そんなことは気にしなくていいみたいです。
というのもロンリープラネットに代表されるガイドブックにはきちんとゲストハウスが安宿として紹介されていますし、Hostelworldなどのオンライン旅行会社でも、ドミトリーの写真と一緒に紹介すればゲストハウスが安宿ということはすぐ分かるからです。
ただ一点感じたのは、もしターゲットにしたい国が特定の国の場合、その国に沿った名前にした方がいいなと。
例えば長野県はオーストラリア人が多いのでバックパッカーズにするとか、日本人を完全にターゲットにするならゲストハウスにするとか。
終わりに
名古屋のゲストハウス安は3つとも全て名前に入っています。
「NAGOYA BACKPACKERS GUEST HOUSE HOSTEL ANN安」
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