先日、下の記事がバズっていました。
「一生ビールが飲み放題で10万円!」~飲食店の新しい資金調達方法が凄い(アメリカ)
ちょっとリンク先がなくなっているので、思い出して概要を書いてみると・・
アメリカの、あるBARのオーナーがお店を立て直すため、クラウドファンディングで資金調達を行った。その募集内容とは1000ドル投資してくれれば、一生(もしくはお店が潰れるまで)生ビールが飲み放題というもの。結果、多くの投資が集まり無事お店を再オープンできた。
オープン後は投資した人たちが毎日ビールを飲みにきた。しかしビールだけを注文する訳ではなく、食事やカクテルもオーダーする。一人で来る人は少なく、友人や家族同伴が多いので、売上が上がった。
1日当たりの無料ビールの出費は僅かで、それ以上にリターンが大きかったという話。
ゲストハウスの場合、どうやればうまくいくだろう。
これを見て、これから始めるゲストハウスの資金調達にも使えると思い、下記アイデアを書き留めておきます。
「一生ゲストハウス泊まり放題で10万円」だと
安すぎるよね、さすがに。
一年でも、一泊273円。
五年だと、54円。。
ホームレスとか来そうですよね。
「一生有効だけど、一年間の内、30日だけ泊まり放題」だと
一年だと、3,333円
五年だと、666円
割といい数字じゃない?!
ドミトリーは一泊3,000円前後が一般的なので、二年目以降から元が取れる感じ。
ただ、年間30日もゲストハウスに泊まりたい暇な人っているのかな?ロケーション次第だけど、地方でやる場合は難しいかも。しかも外国人ターゲットのゲストハウスだと無理か。
BAR併設するなら「一生ビールが飲み放題で10万円!」でもOKかな
ビール飲んだ後に、泊まってくれるなら全然OKですよね。
一杯の原価が仮に100円だとしたら、五杯飲んだとして500円。
一泊3,000円だとして、そのお客様の獲得コストは500円(てことは、コミッション16%と考えればよくて)。旅行会社からの送客の場合、通常コミッションは7〜15%なので、全然変わらないです。
しかも記事に書いてあるように、ビールだけじゃなくて、料理も頼むかもしれないし、友達を連れてくるかもしれない。
クラウンドファンディングでゲストハウス作る時代
どんなゲストハウスを作るかにもよりますが、改装費やランニングコストで最低500万は必要でしょう。その全てをクラウドファンディングでまかなうのは、現状難しい。
しかし、そのうちの100万円だけでも、今回の例のようにクラウドファンディングを通して資金調達できれば、ゲストハウス設立も、その後の集客も少しは楽になりますね。
これからゲストハウスを開業する前に、クラウドファンディングで資金調達する人も増えるでしょう。
実際下記リンク先のように、何人かがすでにクラウドファンディングを成功させています。
郡上八幡の空家をゲストハウスにしたい!!
箱根の強羅に温泉付きゲストハウスを作りたい!「HAKONE TENT」計画。
山陰初のシェア+ゲストハウス「たみ」を鳥取・東郷温泉につくる!
ちなみに、こんなニュースも出ており、投資型のクラウドファンディングもいよいよ解禁されます。
クラウドファンディング法案が閣議決定、未上場株に一人あたり50万円までの投資が可能に【ピックアップ】
【無料メルマガ】読まないと損するホテル経営の裏側 ↓