ゲストハウスをつくる

LINE@は、宿泊施設(特にゲストハウス)の新しい予約動線になるんじゃないか。

line@予約GoodNeighbors HostelのLINE@アカウントをつくってみました。昨日フォローしていただいた方、ありがとうございます。
GoodNeighbors Hostelの公式LINE@アカウントつくってみた

まだまだ使い方がよくわかっていませんが、このLINE@はゲストハウスの予約動線になるんじゃないかと踏んでいます。
credit: aaron.knox via FindCC

宿泊施設の電話予約をなくしたい

常々、ホテルや旅館を含めた宿泊施設の電話予約が不便だと感じています。

日程に余裕があればWebで予約すれば良いのですが、宿泊日が近いと、どうしても宿泊施設に直接電話をすることになります。

電話はその場でお部屋が空いているかわかるので便利な点もある一方、不便な点も多いです。たとえば・・

通話料がかかる

ケチな話ですが、予約する側に通話料がかかります。そして後述しますが、電話予約って結構時間がかかります。

例えば電話予約に100円かかってしまった場合を考えると、1泊3,000円のゲストハウスだと、宿泊料の3%にあたります。これは結構バカにできないです。

宿泊施設側に負担を強いるならまだしも、宿泊者に電話通話料を払ってもらって予約させるのは何だか違和感があります。

宿泊者の属性を聞き出したり、キャンセルポリシーなどの説明が面倒

予約側は部屋が空いているのがわかって予約することができれば、すぐにでも電話を切りたいものです。

が、宿泊施設側は「名前」「住所」「電話番号」「到着時間」などを聞いてきます。(しかも復唱する。)そして、ときに「どのように当施設を知りましたか?」なんてマーケティング的な質問を聞いてくることも・・

しかも直近の予約の場合、宿泊施設側はノーショー(予約したにもかかわらず当日来ない)をさけるため、必ずキャンセルポリシーの説明を行います。そしてこれが長い・・そして覚えられない・・

ミスが発生する

人と人がコミュニケーションすると必ずミスが起こります。そして電話は文字として記録が残らないのでミスが発生しやすいです。

名前や電話番号ならまだしも、チェックイン日を間違えてしまったら大変です。

LINE@は、電話のデメリットをカバーする

LINE@で予約する場合を考えてみると、電話のデメリットを全てカバーできることがわかります。

まず予約者側は一切通話料がかからないこと。無料です。しかも好きなタイミングで返信すれば良いので、隙間時間に予約することができます。バスや電車などの電話できないような状況でも、LINE@なら簡単に予約できます。

名前や住所などは電話で伝えるよりも早いし正確です。(スマホに慣れている必要はありますが)そして、文字として記録されるのでミスが起きません。

もうこれだけでもLINE@を予約機能として使わない理由はないのではないでしょうか。

加えて、予約者側の予約に対する心理的障壁画下がる気がします。

ぼくは電話が嫌いだし苦手なので、電話をする際はなんとなく気構えてしまうし、必要な情報を的確に相手に伝えることができません。会社員時代は本当に電話を取るのが億劫でした。

しかし、LINEはコミュニケーションツールとして日本では市民権を得ており、スマホを持ってる人はほとんどの人が使っているし、みんな使い方もある程度は心得ています。ぼくも何だかLINEだと気軽に人と連絡を取り合うことができます。

そしてスタンプに代表されるように、一般的なビジネスツールであるEメールよりなんとなく心が通うコミュニケーションができるLINEは、気軽に泊まることができるゲストハウスと親和性がとても高いのではないでしょうか?

電話やメールで、かしこまって、予約をするよりも、
LINE@で気軽に「●●日空いてる?」「空いてます、お待ちしてます!」みたいな予約の方が早いし便利だし、温かいのではないでしょうか。

終わりに

というわけで、GoodNeighbors Hostelでは積極的にLINE@で予約を取ってみたいと思っています。もしかしたら電話番号での予約受け付けを廃止するかもです。

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