ゲストハウス開業への最大の壁「物件探し」。
ぼくもその壁を前に本当に大変な思いをしました。諦めようと思ったこと3回、延期しようと思ったこと7回。なかったことにしようと思ったこと13回。
それでも一応続けるているうちに、運良く見つかったのですが。今振り返れば苦労した分、実りも多い気がしています。
という訳で、今回はその実りを3つあげてみたいと思います。
1、マーケティング脳が鍛えられた。
この物件でいこうかなと思ったことが何軒もあります。実際契約書に判子を押す寸前まで行ったケースもありました。その度に、物件に欠陥がみつかり泣く泣く見送ったり、収支計画を見直し思いとどまったりしました。
ただ、毎回毎回異なる土地の異なる雰囲気の建物でシュミレーションする訳なので、とてもマーケティング脳が鍛えられました。
例えば、この土地の魅力は●●だからそれを打ち出したゲストハウスにしようだとか、この建物はこんな構造になっていてどこどこの国の人に面白いと感じてもらえそうだから、利用するOTAはあれだとかです。
2、物件を見る精度が上がった。
結局物件を探し始めてから見つかるまでに全部で30軒以上は内覧していると思います。内覧しないまでも、ネットでこの物件良さそうだなと思ってくまなく調べたのを含めると、50軒くらいでしょうか。
探し始めた当時はどんな物件がよいのか全く分からず闇雲に手当たり次第物件を見ていましたが、今振り返るとそれらの物件で契約しなくて本当に良かったなと思います。欠陥が見つかって泣く泣く諦めた物件も、難易度高くて今だったらやらないだろうと思います。
物件探しに時間をかければかけるほど、目が肥えてきてよりゲストハウスに合う物件を見分けることが出来るようになると思っています。
一方で、目が肥える分ハードルが上がる訳で、これで開業しようと思えるほどの物件に出会うのは至難になる訳です。。難しいですね。
3、開業後の成功の可能性が高まった(気がする)。
上記2点「マーケティング脳が鍛えられた」「物件を見る精度が上がった」をもって、開業後成功する可能性が高まった用な気がしています。まだ開業していないので、気がするだけですが・・
もちろんやってみないと分からないのですが、これだけ探してやろうと思える物件に出会えたのだから自信を持って前に進めるというメリットくらいは確実にあると思っています。
終わりに
「物件探しは、伴侶探しと一緒」
慎重に
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