ゲストハウスクリエイターズノート

金沢のゲストハウス「Good Neighbors Hostel」オーナーの個人ブログです。現在マネージャー募集中!2軒目の「Blue Hour Kanazawa」も開業しました。

金言12例!MAKE SPACE メイク・スペース スタンフォード大学dスクールが実践する創造性を最大化する「場」のつくり方を読んだ

   

金言20例!MAKE SPACE メイク・スペース スタンフォード大学dスクールが実践する創造性を最大化する「場」のつくり方を読んだフランスの実在主義者サルトルは「他人とは地獄である」と言い放ちました。

過激な言葉ですが、人間の不満やストレスのほとんどは人間関係に端を発するという事実から、あながち大袈裟ではないのかもしれません。

少しでも人々のストレスを軽減し、限りあるスペースを有効に活用し、クリエイティブな「場」をつくることができたらどんなに良いことだろうと。

そんなわけで、先週末こんな本を手に取りました。
MAKE SPACE メイク・スペース スタンフォード大学dスクールが実践する創造性を最大化する「場」のつくり方

なかなか示唆に富んだ金言があったので、ちょっと紹介したいと思います。
credit: theledge80 via FindCC

1、体を動かし続けさせる方法を見つけよう。

10人が集まる場所であれば、10人分の椅子を用意するのではなく、7人分のイスを用意しましょう。限られたスペースをあえて用意することで、人の流れが生まれるからです。

2、本来の用途以外の使い方を提案しよう。

国際空港のイスのは夜になればベッドに変化します。本来の用途以外の使い方を提案することで、空間に意外性が生まれます。

3、実際のスペースづくりに参加しよう。

実際に体を動かし物事を体験することは、頭で考えたり、ただ話すことより有意義です。またスペースづくりに参加することで、仲間意識とコミットメントが生まれます。

4、何かについてじっくり考えたりアイデアを交換するときは、キャンプファイアの形になろう。

何かを中心に車座になり、まるでキャンプファイアをするかのように集まれば、深い洞察をしたり他の人との意見交換をするのに向いています。

5、素材を見せよう。

磨り減った床、傷がついた家具など。本当なら隠したいものでも、思い切ってそのまま見せてしまいましょう。

人々はピカピカに磨かれた新品のスペースよりも、歴史を感じることができるスペースの方が温もりを感じます。

6、ニーズの変化に耐えうるスペースづくりをしよう。

スペースの使用者が、提案者の意通りにスペースを使うとは限りません。本来の意図とは異なるニーズが現れた時に迅速に対応できるような余白を設けましょう。

たとえば、デザインの詳細まで凝りたいと思ったとしても、完成度は70%ほどにとどめておくべきです。

7、感情に訴えかける音楽を流そう。

スペースの使用が開始するタイミング、終了するタイミングによって、使用する音楽を変えてみましょう。

また作業に集中する必要があるような場合は、歌詞がある音楽はあまり適さず、リズムがあってなんども繰り返しがあるような音楽が良いでしょう。

8、何気ない儀式を取り入れよう。

スペースとスペースの間に間仕切りを設け、そこに入る際は靴を脱ぐなど。小さなことでも良いので雰囲気が変わるような仕掛けを設けましょう。

9、使用者に「自分の場所」と感じさせるようなアイデアを考えよう。

大勢の人が利用するような場所でも、「一人になれるような場所」「集中できるような場所」「ホッとできるような場所」をつくることで、スペースに対する帰属意識を高めることができます。

10、コストにメリハリをつける。

予算が限られている場合は、もっとも印象付けたい場所に予算を集中的に投下するべきです。満遍なく全体的に予算を使ってしまうと、当たり障りのないツマラナイものになってしまいます。

11、アクティブなコミュニケーションを生みたいのであれば、立ちっぱなしのスペースをつくろう。

人は立っている状態から、横になっている状態に至るまでに、徐々にアクティブからインアクティブに変化していきます。

使用者にアクティブに動きまわって欲しいのであれば、極力イスなどを排除し立ちっぱなしのスペースを作りましょう。一方、使用者に落ち着いて欲しいのであれば、座高の低いイスを使用しましょう。

たとえば、牛丼チェーンで使用されているイスはハイスツールと言われる座高の高いイスですが、あれは回転率と密接につながっているそうです。

12、アイデアに行き詰まったら、「旅」をしよう。

会議室での議論で行き詰まってしまったら、外に出てみましょう。カフェでミーティングをしてもいいし、時間があればどこか遠くへ出かけることで新しい発見があるかもしれません。

遠ければ遠いほど、アイデアが湧き出てくると誰かが言っていました。

終わりに

この本とても面白かったです。
昨今日本で流行っているような、曖昧で有効かどうかもよくわからない「場づくり」と一線を画していて、より具体的で実践的な内容となっています。

よかったら読んでみてください。

金沢のゲストハウス「Good Neighbors Hostel」のオーナー。2軒目の「Blue Hour Kanazawa」開業しました。

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