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アレックスカーとは?日本の古民家をモダンな宿にプロデュースする奇才

篪庵
今とってもお会いしたい方がいます。

アレックス・カー(Alex Arthur Kerr)という方です。
出身はアメリカのメリーランド州。

1964年に来日し、日本の古民家に魅了された彼は徳島県祖谷渓(いやけい)に、築300年の藁葺き屋根の古民家を購入し自らの手で修繕しながら住み始めました。

その後、地域再生コンサルティング事業や作家活動など幅広く活動されていますが、まさに日本の古き良きものをモダンにアレンジして今の世に蘇らせる天才です。

アレックス・カーが手掛けた古民家宿泊施設

アレックスが1971年に購入した古民家は今では「篪庵」という名の宿泊施設になっています。またその他にも彼が手掛けた古民家宿泊施設が全国に数多くあります。

幾つか紹介すると、

東祖谷落合集落 / 徳島県

アレックスカー
東祖谷落合集落

篪庵のすぐ近く、こちらも徳島県の祖谷にあります。

「浮生」「晴耕」「雨読」「雲外」「蒼天」「悠居」の6つの独立した古民家に宿泊することができます。どの古民家も素晴らしいロケーションにあり、お部屋の窓から祖谷渓谷を見下ろすことが出来ます。

庵町家ステイ / 京都市

アレックスカー01
京都の町家(町屋)に滞在する│庵町家ステイ

京都市内に町屋をリノベーションした宿泊施設を全部で11棟展開しています。

全ての施設が貸し切りスタイルのお宿で、京都の街を暮らすように旅することがコンセプトになっています。

おぢか島古民家ステイ / 長崎県

小値賀アレックスカー
おぢか島 古民家ステイ/レストラン|小値賀を暮らす大人の旅

長崎県にある離島小値賀島。
ここにもアレックスカーがプロデュースした古民家宿が全部で6棟あります。

武者屋敷や漁師の家をリノベーションし、現代的でモダンな宿に生まれ変わらせました。

大森の郷 / 奈良県十津川村

十津川村アレックスカー
古民家滞在 奈良県十津川村 | 古民家滞在なら奈良県十津川村の大森の郷

奈良県の最南端、日本で一番面積の大きな村である秘境十津川村にもアレックスのお宿があります。

築100年の古民家を改修したこの一棟貸しのお宿は、十津川産の木材をふんだんにつかった木の温もりのあふれる宿泊施設です。

古街の家 宇多津古街 / 香川県

宇多津アレックスカー
宇多津古街の町家 古街の家

瀬戸内海を臨む瀬戸大橋の袂の小さな街「宇多津」にも、アレックスがプロデュースしたお宿があります。

「臨水」「背山」という2つのモダンなお宿は、かつては古民家だったという事実が信じられないほどモダンにリノベーションされています。2棟とも貸し切りダイプの宿泊施設です。

古民家の価値を信じ、再生し続けたアメリカ人

アレックス・カーほど日本の古民家に魅了され、その価値を信じていた人も少ないのではないでしょうか。

若きアレックスがたまたま発見した祖谷渓谷の築300年の古民家。普通の人ならただのボロくて古い、絶対住めないような古民家が、きっとアレックスには輝いて見えたのでしょう。

今でこそ、日本全国で古民家をリノベーションしたレストランやカフェ、ゲストハウスなどが増え、古民家を有効活用する動きが見られますが、それもアレックス・カーなしでは語れません。

祖谷渓谷から日本全国へとその活動を拡げているアレックス・カーから目が離せません。

終わりに

アレックス・カーは古民家の保存活動の他、『美しき日本の残像』という著書で外国人初の新潮学芸賞受賞作をとっています。

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